Ops.Pearl jewelries
フォーマルシーンはもちろん、カジュアルファッションも
本物の輝きで上品にまとめてくれるパールアクセサリー。
真珠(パール)の種類や歴史、
6月誕生石の意味、お手入れ方法などご紹介します。
Contents
真珠の意味や歴史、宝石言葉は?
Earring : Treshe / 10K Akoya pearl
世界最古の宝石とも呼ばれ、永く愛され続けてきた真珠(パール)。
真珠の持つ神秘的な輝きと色彩に魅了される理由や歴史をご紹介します。
紀元前3200年頃から愛されてきた真珠
真珠の歴史は古く、紀元前3200年頃のエジプトから始まり、日本では邪馬台国の卑弥呼も魅了したとされる宝石です。「人魚の涙」とも呼ばれる上品で優しさのある乳白色の美しい光沢は、古来から宝飾品として珍重されてきました。
華やかな場でも存在感のある真珠のジュエリーですが、「神の涙」とも呼ばれ、「悲しみの涙」を表すことから喪の席でも身につけることのできる宝石として現代でも多くの人に重宝されています。
清楚で奥深い煌めきを放つ真珠は、6月の誕生石
パールには、「健康・長寿・富・無垢・純潔・円満・完成」といった意味が込められています。
愛情を連想させるパールは、結婚や大切な人へのプレゼントとしても選ばれることも多い宝石。また、邪気を払い持ち主を守る力があると信じられ、お守りとしても重宝されています。
結婚30周年のアニバーサリージュエリーとして
日本では結婚30年目のお祝いを、「真珠婚式」と呼びます。25周年の銀婚式の次にやってくる結婚生活の大きな節目となります。
真珠婚式は、ご夫婦の結婚生活をお祝いするだけでなく長寿や健康を願う意味も込められています。この大切なお祝いに真珠が選ばれた背景には、宝石言葉の中に「健康・長寿」があるからとも言われています。パールの本物の輝きが永末長く続く、縁起の良い宝石です。
真珠(パール)とは?
Pierce : Deora / 18K Akoya pearl
真珠(しんじゅ)あるいはパール(Pearl)とは、
貝から採れる宝石の一種です。
幾重にも重なった層によって、
虹色のきらめきが生まれる真珠(パール)は、美しさを象徴する石と言われています。
真珠(パール)は貝の体内で生成される神秘的な宝石です。
異物を包み込み、美しい宝石を産み出すことから、
子宝や富を象徴する石ともいわれています。
真珠の種類
豊富な種類が存在する真珠は、採れる場所や貝の種類により特徴が異なってきます。
あこや真珠
あこや貝から採れる、真珠の代表的な種類。
現在日本の海で養殖されている真珠の多くがあこや真珠です。
しっとりとした上品な輝きが特徴で、冠婚葬祭やフォーマルな場では欠かせない、1つは持っておきたいジュエリーです。
淡水真珠
日本や中国の湖で作られている真珠。主にイケチョウ貝から採れる淡水パールは、色や形が多種多彩で唯一無二のデザインも多くみられます。
他の真珠に比べて手頃な価格も魅力的。本真珠よりも酸に強いとされているので、夏に気軽に楽しめるのも特徴です。
南洋真珠(白蝶真珠)
他のパールと比較すると、10mm以上の大珠です。タヒチやオーストラリアの黒蝶貝(白蝶貝)から採れるこの真珠は、高級感溢れる深みのある色味が特徴的です。
あこや真珠よりも、幻想的なテリ(光沢)を感じることができます。
その他の個性的な真珠
・ケシパール:真珠の元となる核を持たない小粒真珠
・マベパール:亜熱帯地域、琉球地域に生息するマベ貝からできる半円型の真珠
・コンクパール:カリブ海に生息するピンク貝からできる濃いピンク色の希少真珠
真珠の作り方は?
Pierce : Laluno / 18K Freshwater pearl
すべて人の手によって行われている真珠の養殖。
生き物から生み出される真珠は、数年かけて大切に育てられます。
母貝を育てる
真珠の養殖は、母貝を育てる所から始まります。
2年ほどかけて稚貝から成長した後、真珠の元となる核入れ作業に移ります。
核入れ
他品種の貝殻から作られた「核」と、貝の細胞の一部である「外陰膜」を母貝の内側に入れます。
この外陰膜が核を包み込み、真円の真珠が作り出されます。
この段階で、真珠の大きさは核のサイズによっても変わってきます。
浜揚げまで
核入れの後は、海中の養殖カゴの中で数週間養生させます。
貝のお手入れや温度管理など丁寧な工程を経て、浜揚げの時期を迎えます。
冬に行われる浜揚げで綺麗な真珠が採取され、美しいアクセサリーとなり私たちの手元へ届きます。
真珠の形はどんなものがある?
Ring : Eteon / 10K Freshewater pearl South sea pearl
多くの真珠の形は「球形」で、真円が最も高価と言われる場合が多いです。
しかし、真珠は工業製品とは異なりその形は様々です。
自然に形成されるその個性的な形が人気のパールも多くございます。
ニアラウンド
Near round=円形に近い、と呼ばれる形状です。その名の通り、完全な丸ではなく見る方向によっては楕円形に近い真珠の事を指します。完全な球体に比べ、ややカジュアルな印象を与えるので日常使いとして楽しめる形状です。
ラウンド
完全な「球形」の真珠を指します。丸い形かつ粒の大きい真珠は、市場の中では特に高い評価を得ています。真珠養殖の過程で、不純物が混ざらず完成された貴重な真珠とされています。
バロック
Baroque=歪んだ、との意味から変形した真珠の形状を指します。完全な球形とは異なり、凸凹とした楕円形・雫型のユニークな形状が個性的な印象を与えてくれます。また同じ形は一つとしてなく、昔と比べ個性的であればある程貴重だと考えられるようになりました。
ドロップ(ティアドロップ)
Drop=雫(しずく)、の意味の通り、雫や涙を連想させる形状を指します。17世紀のオランダ画家フェルメールの有名作「真珠の耳飾りの少女」が身につけているアクセサリーも、このドロップパールが描かれています。
真珠の価値は大きさ?
Pierce : Ritva / 10K Freshewater pearl
Ring : Eteon / 10K Freshewater pearl South sea pearl
真珠は大きければ良いとも限りません。
小さく高品質なパールは、大きく品質が下がる物よりも高価になってきます。
また、自分に合うパールのサイズは人によって様々です。
華やかに見せたい時は「大きめ」を選んだり、
上品な雰囲気にしたい時は「小さめ」のパールを選んでみるのもおすすめです。
真珠のエクボ(凹み)は良くない?
Necklace : Oblie grande / 10K Freshewater pearl
真珠は丈夫な宝石とされ、エクボ(凹み)が見られる場合は
真珠が生まれた時からついている場合がほとんどです。
鉱物や工業製品と比べると、
生物から生み出される真珠はエクボのある割合が高くなります。
しかし、先天的な傷が原因で真珠自体が劣化する原因には
繋がりませんのでご安心ください。
薄い膜が重なる多層構造の真珠は、比較的弾力性がある為
着用の際も傷が付きにくいとされています。
真珠の色は?
Pierce : Penduli / 18K Southsea pearl
真珠の色は貝の種類により様々です。
真珠の繊細で奥行きのある色味は、
「実体色」と「干渉色」の2つから構成されています。
「実体色」は真珠自体の色とされ、
ホワイトやイエロー・グレーなど母貝の中で育つ段階で決まります。
「干渉色」は、真珠表面が光に反射した時に現れる色の事を指します。
この構成で織りなす複雑な色合いが、真珠の魅力を生み出しています。
真珠のお手入れと保管方法は?
Earring : Treshe / 10K Akoya pearl
普段使いからフォーマルシーンまで重宝されるパールネックレスやパールピアス。
パールアクセサリーを使用する上で、
傷を付けず大切に使い続けるにはお手入れや保管方法が重要になってきます。
扱い方
パールネックレスの場合は着用時に傷はつきにくいですが、真珠についた汗などは劣化防止の為こまめに拭き取る事をおすすめします。
パールリングは、家具などにぶつけて傷がついてしまう場合があるので着用中はご注意ください。
お手入れ方法
真珠の美しいテリ(光沢)を持続させる為に、お手入れはとても重要です。使い終わった後は、柔らかく綺麗な乾いた布で拭いてください。
真珠の主成分は、炭酸カルシウム。酸や熱、水に弱いとされています。その為、人の汗(酸性)が染み付いたままだと真珠の表面からテリ(光沢)が失われる原因に繋がります。
保管方法
持ち運ぶ場合は、パールアクセサリーを1点づつ袋などに入れるようにしてください。
他のジュエリーとまとめて入れてしまうと、傷の原因につながります。
またご自宅での保管の際は、紫外線や熱に弱い為、温度や湿度の高い場所・直射日光は避けて保管してください。
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上品な輝きを放つ
パールアクセサリー
フォーマルシーンや普段使いに。
パールの本物の輝きは、どんな瞬間も女性の内なる美しさを引き立て、洗練された大人の魅力を際立たせます。自信を胸に、その煌めきを身に纏いましょう。