1月の誕生石ガーネット:その意味や色について

1月の誕生石であり、エレガントな美しさを持つガーネット。ガーネットはその見た目の美しさだけでなく、幸運を呼ぶ宝石としても広く知られています。またガーネットには「真実」「友愛」「忠実」などの意味があり、古くから絆の証として大切な人同士で送り合われていました。

そんなガーネットといえば「赤色」といったイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。しかし実際ガーネットの色は赤色だけではなく、さまざまな種類があります。本記事ではガーネットの宝石が持つ意味や、色、お手入れ方法などについて詳しく解説します。

ガーネットの特徴

ガーネットは1月の誕生石として有名です。またおひつじ座とやぎ座の星座石でもあります。ガーネットはその美しい色が由来となり、和名では柘榴石(ざくろいし)とも呼ばれます。また特徴の一つでもあるガーネットの美しい色味は,加工ではなく天然です。そのため華やかでありながら,肌になじむナチュラルな美しさを持っています。

ほかに硬度が高いことも特徴の一つとしてあげられます。ガーネットのモース硬度は6.5~7.5と高いです。そのため安定感があり、ジュエリーとして扱いやすいといえます。ガーネットの産出国は主にインド・ブラジル・スリランカ・アフガニスタン・タンザニア・マダガスカル・アメリカ・カナダ・オーストラリア・ハンガリー・日本などです。

 

ガーネットの色や種類

赤色のイメージが強いガーネットですが、実は赤をはじめオレンジ、ジャンパンゴールド、緑など40以上の種類があるといわれています。また種類ごとにその価値も異なります。代表的なガーネットの種類は以下の通りです。

マンダリン・ガーネット

 

マンダリン・ガーネットはオレンジがかった赤色の宝石で、鮮やかなビタミンカラーが特徴です。褐色味がなく、彩度の高いオレンジ色です。マンダリン・ガーネットはインクルージョンといわれる内包物が入るものが多く、クラリティの高い宝石は非常にまれといわれています。

ロードライト・ガーネット

ガーネットで最もイメージする人の多いワインレッドカラーが特徴の宝石です。ロードライト・ガーネットは透明度が高く品質のよい石が多いため、ジュエリーに適しています。名前の由来はギリシャ語で、バラを意味するRhoden(ロードン)から名付けられたといわれています。

ディマントイド・ガーネット


ディマントイド・ガーネットはグリーンカラーの宝石です。名前のディマントイドはオランダ語でダイアモンドという意味です。ダイアモンドのような輝きを持つことからこうした名前がついたといわれています。ディマントイド・ガーネットは希少性が高く、ガーネットの王様とも呼ばれます。

 

ガーネットの歴史や由来

ガーネットの歴史は5000年以上にわたり、多くの伝説が語られています。旧約聖書には大洪水の中、ノアの箱舟の灯火として暗闇を照らしたという伝説も残されています。ほかにも戦場へ向かう兵士が恋人への愛を変わらぬ愛を伝えるためガーネットを贈っていたという話もあるのです。

ジュエリーとしてガーネットが人気を博した時代は19世紀のビクトリア朝時代といわれています。ゴールドラッシュ時代と重なり、ゴールドとガーネットを組み合わせた華やかなジュエリーが流行しました。そうして1912年にはアメリカの宝石商組合によって1月の誕生石に定められたのです。

ガーネットの名前の語源については、ラテン語のgranatum(グラタナス)で、種を意味します。これはガーネットがザクロの種に似ていることが由来です。ちなみにギリシャ神話ではザクロの種は永遠を意味し、尊いものとして扱われてきたといわれています。

 

ガーネットの石言葉と意味

ガーネットの石言葉は「真実」「勝利」「友愛」「忠実」「生命力」「貞操」などです。これらの石言葉からガーネットは「一途な愛」や「実り」の象徴とされる宝石です。そのため中世ヨーロッパ時代には、戦いの場へ向かう兵士が妻にガーネットを贈ることで、変わらぬ愛を表しました。

ほかにも欧米では卒業式で友情の証としてガーネットのリングを贈る風習があります。また「実り」の象徴とされるガーネットは「人生に忠実であってほしい」「生命力を高める」などの意味も持ち合わせているのです。

 

ガーネットが持つ効果

ガーネットは一途な思いを貫き目標に向かって積み上げた努力を実らせ、成功へと導く効果を持ちます。そのため何か目標に向かい努力している人にぴったりの宝石です。またガーネットには勇気やパワーを与える効果のほかに、気持ちを落ち着けてくれるヒーリング効果も持っています。

さらに愛を継続、サポートする効果もあるといわれており、愛情を深めてくれるのだとか。このようにガーネットは身に着ける人に多くのパワーを与えてくれる石なのです。

 

ガーネットの正しいお手入れ方法

宝石の輝きを維持するためにも重要なお手入れ。一方でその方法は宝石により異なります。ガーネットの美しさや輝きを長期間保つためには、日ごろのお手入れと適切な保管が必要です。

ガーネットは硬度が6.5~7.5であり、ルビーやサファイア、ダイアモンドと比較すると破損しやすい宝石です。そのため保管する際もこれらの宝石がガーネットに触れることがないよう注意しましょう。ここではガーネットの正しいお手入れ方法をご紹介します。

  • 超音波洗浄機を使用する
    クリーニングの手段として、超音波洗浄機を用いた20~50kHzの超音波での洗浄があります。この方法はガーネットに適したお手入れ方法で、隙間に入り込んだ汚れをしっかり取り除けます。超音波洗浄機はネットで数千円~購入可能であり、自宅でも簡単にジュエリーを洗浄できるため便利です。
  • 中性洗剤で洗浄する
    中性洗剤を使用する場合、やわらかいブラシ(やわらかめの歯ブラシ・メイクブラシなど)も一緒に用意しましょう。中性洗剤をぬるま湯で薄め、ブラシを用いてやさしく磨きます。この際宝石に傷がつかないよう丁寧に磨く必要があります。

これらの方法でガーネットを洗浄したあとは、シリコンクロスや眼鏡ふきなどのやわらかい布で拭きましょう。そのあと自然乾燥させて水分を完全に除去することで、ガーネットがもとの輝きを取り戻すでしょう。

1月の誕生石として有名なガーネット

ガーネットが1月の誕生石に選ばれた理由は諸説あります。その中でも、ガーネットは加工される前の状態でも美しく、「はじめから美しい」という意味で月のはじめである1月の誕生石に選ばれたという説が最も有力といわれています。

誕生石はそれぞれの国によって異なる場合がありますが、ガーネットはどの国も共通して1月の誕生石に選ばれているのです。

ガーネットのような誕生石を用いたジュエリーは、身に着けることで幸運を呼ぶといわれています。そのため大切な人へのプレゼントとして贈るのはもちろん、自分自身へのプレゼントにするにもぴったりです。

Ops.おすすめのガーネットジュエリー3選

10K 天然石 リング ガーネット | GLOA-ETT RING -グロア エット リング-

・ユニークな輝きのチェッカーボードカット天然石
・指元が細見えするゴールドリング
・深いボルドーの輝きを持つ愛と友情と実りの石 ガーネット
・宝石の街 甲府で職人の手によって仕上げられた日本製ジュエリー
・K10素材で金属アレルギーにも安心
・余計な装飾がないシンプルデザインで大人女子にぴったり
・肌馴染みの良い10金のシャンパンゴールドカラー

素材

K10 Yellow Gold

サイズ

【トップ】
8.6mm*10.6mm
厚み:約5mm(台座含む)
【アーム】
幅:約:1.75mm
厚み:約1.2mm

製造国

日本

K10 ガーネット 天然石ネックレス | GLOA-ETT NECKLACE -グロア ネックレス-

・ユニークな輝きのチェッカーボードカット天然石
・お好きな長さに調整可能なスライダー式チェーン
・鎖骨を美しく魅せてくれるK10製の華奢チェーンネックレス
・深いボルドーの輝きを持つ愛と友情と実りの石 ガーネット
・宝石の街 甲府で職人の手によって仕上げられた日本製ジュエリー
・K10素材で金属アレルギーにも安心
・余計な装飾がないシンプルデザインで大人女子にぴったり
・肌馴染みの良い10金のシャンパンゴールドカラー

素材

K10 Yellow Gold

サイズ

【チェーン】
長さ:45cm (スライダー式で無段階調整可能)
太さ:小豆 / 約0.74mm

【トップ】
縦:約10.6mm 横:約8.6mm
厚み:約4.3mm(台座含む)

製造国

日本

天然石 揺れる ピアス | 10K LACHTARA FEM PIERCE -ラフターラ フェム-

・ナチュラルな石の形状を生かしたテーブルカットの天然石
・耳元で揺れるやわらかな雰囲気を演出するフックピアス
・深いボルドーの輝きを持つ愛と友情と実りの石 ガーネット
・宝石の街 甲府で職人の手によって仕上げられた日本製ジュエリー
・K10素材で金属アレルギーにも安心
・余計な装飾がないシンプルデザインで大人女子にぴったり
・肌馴染みの良い10金のシャンパンゴールドカラー

素材

K10 Yellow Gold

サイズ

全長:約25mm 幅:約8mm ポスト太さ:約0.6mm