【19歳の娘への贈り物に】シルバーの持つ神秘的な魅力や歴史とは

ティファニーやエルメス、ボッテガなど世界の名だたるハイブランドでも昔から作られているシルバージュエリー。
18金や10金とも一味違うシルバーの持つ神秘的な輝きって、なんだか不思議と心惹かれるものがありますよね。

大人の女性にとって、シルバーは単なるアクセサリー以上の意味を持つことが多いもの。

その歴史には、愛情や守護、そして特別な想いが込められてきました。
この記事では、そんなシルバーの魅力に迫りながら、あなたにぴったりのジュエリー選びのポイントもご紹介。

シルバーの奥深い魅力を一緒に探ってみませんか？

シルバーについて

始めにシルバーの性質と、アクセサリーとして使用されるシルバーの種類について解説します。

シルバーの性質

シルバーはただ美しいだけではありません。
・白さの程度
・可視光線の反射率
があらゆる金属中で一番なのです。

そのため際立った白さやまばゆい輝きはあのプラチナをも凌ぐほど。

さらに除菌・抗菌という実用性まで持ち合わせています。
生活の中で「銀イオンで殺菌・消臭」というセリフを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか？

銀はバクテリアなどに対し、強い殺菌力を示しますが、
実は人体への影響はあまりありません。
地金の中でも比較的安く手に入ることから、身近な方も多いと思います。

シルバーの種類

シルバーは前で紹介したとおり、単体ではとても柔らかいのです。

そのため、アクセサリーとして加工するものには
強度を高めるために他の金属を混ぜることが多くあります。

そして使用されるシルバーの含有率を千分率で表し、
その純度によって次のように種類が分けられます。

• 999
• 950
• 925
• 900
• 800

このうち最も多いのが「スターリングシルバー」とも呼ばれる「925」です。

幅広く使われるシルバー925には、
92.5％の銀と、残りの7.5％には銅が含まれている場合が多く、
12世紀頃からイギリスで実用化されました。

この合金が実用化された大きな理由は、熱処理の方法によって
・加工するときは柔らかく
・使用するときは硬く
することができるためです。

シルバーの歴史

銀は金、銅に次いで発見されました。
その神秘的な輝きから古代よりジュエリーとして用いられています。

紀元前3000年頃からすでに人間の生活の中に存在しているとても長い歴史を持つ金属です。

現在だと、銀は金よりも価値が低く、リーズナブルな金属というイメージですよね。

しかし古代においてはむしろ、金よりも価値が高いことの方が多かったそう。

理由は金が自然金としてそのまま産出することが多いのに対し、銀は他の物質と化合した状態で産出することが多いため、精錬技術が成熟していない古代では単体の銀を取り出すのが難しかったからだとか。

今では身近なシルバーですが、古代では本当に貴重なものだったんです。

ちなみに皆さんはギリシャ神話に登場する
女神アルテミスと男神アポロン
という双子をご存じでしょうか。

この二人は弓を持っていて
アポロンの弓は金、
アルテミスの弓は銀
でできているとされています。

金の弓（アポロンの弓）は男性を、
銀の弓（アルテミスの弓）は女性を
苦痛なく葬ることができる特別な力を持っていたんです。

また、マヤ文明や占星術、錬金術において銀は、
その美しい白い輝きから月を象徴するものとされ、女性を象徴するものでもありました。

シルバーの魅力は？

シルバーの魅力は何といっても
・金属中最高の白さ
・輝き
が最高の魅力です。

その上、価格もリーズナブルなため幅広い世代の方が普段使いで身に着けやすい地金です。

しかし反対に、白さや輝きが抑えられた、黒く変色したシルバーはアンティークのような魅力があり、
燻し銀（いぶしぎん）
と呼んで愛好する人も多くいるのがシルバーの面白いところ。

このように新しいものはもちろん、色が変色していても魅力が溢れる唯一無二の金属です。

19歳の娘への贈り物に

・19歳の誕生日にはシルバー
・20歳の誕生日にはゴールド
・21歳の誕生日にはプラチナ

を贈ると、その相手は幸せになるという言い伝えがあります。

中でも初めての厄年を迎える19歳の女性に対し、邪悪なものを跳ね返すとされるシルバーを贈ることで守られるという話も。

特にヨーロッパでは、悪霊に対して
銀の弾丸
銀のナイフ
銀の杭
銀の十字架
などを使うなど、シルバーは神聖なものです。

また、赤ちゃんが生まれたら、食に困らないようにと銀のスプーンを贈るという風習もあり、シルバーには特別な意味が込められています。

シルバーの取り扱い方法

シルバーを日常的に身に着ける上で、以下のことに気を付けると長くシルバーを楽しむことができますよ。

• ぶつけないように注意
• こまめにお手入れ
• 特に温泉は避ける

ぶつけないように注意

アクセサリーに加工される地金は合金にすることで強度は高めています。
それでも基本的にはデリケートなものということに変わりはありません。

ぶつけてしまうことはもちろん、硬いものと接触するように保管するのもキズが付いてしまう原因に。

こまめにお手入れ

シルバーは他の地金と比べ、空気中でも酸化して色がくすみやすいです。

身に着けた後に汗や脂を柔らかい布でふき取ることが大事です。
そうすることで変色を遅らせることができます。

特に温泉は避ける

変色してしまう原因として硫黄分があります。

銀製品は硫黄と結びつき、硫化銀となることで黒くなり輝きが損なわれてしまった…

なんてことにならないためにも、特に温泉に入るときは外すのがおすすめです。

高品質なシルバーアクセサリーを選ぶためのポイント

ここでは高品質なシルバーアクセサリーを選ぶためのポイントについて解説します。
シルバーアクセサリーの多くを占めるシルバー925は次の3つのポイントに注意して選ぶのがおすすめです。

• シルバーの含有割合が基準以下
• 安価な品質の低い金属の加合
• 鋳造技術の差による金属密度

シルバーの含有割合が基準以下

意外に思うかもしれませんが、実はシルバー925と刻印があっても実際はシルバー925ではないなんてことが結構あるんです。

海外有名ブランドと取引をしているような大手ジュエリーメーカーの製品だとしても、分析をしてみないと基準以上あるかは分からないのが現状です。

実際、Ops.でも様々なメーカーの製品を第三者機関で成分分析検査をしたところ、到底シルバー925とは呼べないようなものが多く見つかりました。

安価な品質の低い金属の加合

シルバー925は銀を92.5％と割金と呼ばれる別の金属を合わせた合金です。
そのため、シルバー925はその割金がどの金属なのかによって品質に違いがでます。

代表的な割金は銅を使用しているもので、もっとも優れたシルバーの輝き・色味・品質を持つ銀合金になると言われています。

しかし、アルミニウムやニッケル、錫などの安価な金属を割金として使用していることも多く、中でもニッケルが使われている場合は金属アレルギーの原因にも。

Ops.では最も高品質とされる、銅を割金としたシルバー925を取り扱う工房、メーカーの製品のみを販売しています。

鋳造技術の差による金属密度

成分が基準値以上であれば高品質なのかというと、必ずしもそうではないんです。

鋳造技術によっても品質に差がでます。
・技術のない職人が作ったもの
・大量生産などで安く作られたもの
では鋳造中に金属の中に多くの空気が混入してしまうことがあります。

そういったものは見た目の割に軽く、「おもちゃっぽいアクセサリー」に。

Ops.では熟練の職人が作っている工房を厳選して仕入れているため、シルバーの本来の重厚感があるアクセサリーを手にしていただくことができます。

今までに、シルバーはおもちゃっぽいと感じた方も一度Ops.のシルバーアクセサリーをご覧になってはいかがでしょうか。

【自分や娘への贈り物にぴったり】Ops.のおすすめシルバーアクセサリー

贈り物には神秘的な魅力を持つシルバーを

自分にはもちろん、贈り物としてもぴったりなのがシルバーです。

特に初めての厄年となる19歳の娘へ贈れば、シルバーが邪悪なものを跳ね返すとも言われています。

そんな特別な意味と美しさを持つ素敵なシルバーアクセサリーを選んでみてはいかがでしょうか。